箱日記

ライブに行った感想を細々とつづっています。

2020年5月29日 アシュラシンドロームENCOUNTERツアーファイナル 池袋Adm 無観客配信ライブ

新型コロナウイルスの影響をはっきりと認識したのは、打首さんのツアーファイナルが無観客ライブ配信となった2月29日のことだった。
気が付けば3か月も経過している。
それから様々なバンドが配信ライブを行っているのを知っている。無料から有料、ツイキャスYoutubeとやり方や形態は本当に色々だ。スタンダードというものがまだない。走り出したばかりの不完全さは順応性が試されているような気もちになる。

今回はまだアーカイブも残っているし(2020/5/30時点)、長々とした自分語りはライブと絡めてやっていこうと思う。

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音楽を鳴らし続けろ

ここ数日、いやもっと前から音楽のことを考えている。

あれよあれよという間に2月は3月になり、4月を超えて5月になった。
冬は春になり、もうすぐ初夏に手を伸ばす。今年の桜は何色だっけか。
冬枯れの海っぺたで、凍えるほどの寒さの中、チケットとドリンク代を握り締めて列を作ったのが2月のこと。あれが直近のライブということになる。まるで遠い昔のようだ。

 

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2020年2月29日 打首獄門同好会 獄至十五ファイナルワンマンツアー ZeppTokyo 無観客インターネット配信ライブ


10万人も観ていたので、いまさら何をとも思うのだが、なんだかすごいものを観たような気がしているので、ちゃんと書いておこうと思った。

2月26日。職場で何気なくスマホを手にしたとき、会長のツイートがあった。

 

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2020年2月16日 打首獄門同好会 獄至十五ファイナルワンマンツアー ZeppFukuoka

キラキラと舞う紙片。わたしは首をひねってステージとは反対方向に視線を向けて、その光景を見た。フラッシュバックするのはあの日の景色だ。どうしてこの瞬間まで忘れていたのだろう、鳴り響く音を前にそんなことを思った。


2月までと言っていた47都道府県ツアーが12月をFinalとしてその全容を現したとき、1月から2月にかけてはきっと何かがあるのだと予感していた。予測を立てることに無頓着なわたしでも分かる。発表されていない何かがあるのだと。
そうして告知されたのは、ファイナルワンマンツアー。これまでの箱とは規模が大きく違う、キャパ1000オーバーの大掛かりなツアー予定である。
ZeppFukuokaは2016年に大人の事情で一度閉館し、2年後の2018年に再オープンした。わたしは大箱にあまり縁がなく、随分と前にブライアンセッツアーの来日公演を夫の知り合いに誘われて観に行ったきりだった。数年前にほど近い場所に住んでいたが、行く機会も特になく、閉館と再オープンどちらも他人事のように知ったクチである。

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2019年11月15日 打首獄門同好会 獄至十五ツアー 熊本Be-9 V1

熊本の対バンが発表されたときは、リアルに嬉しかった。
岡崎体育くんのことは知っていたけれど、チャンスがなくてステージを観る機会に恵まれていなかったからだ。

打首さんの今回のツアーは47都道府県、全部をまわる大規模なツアーである。春にスタートして夏フェスの時期を挟んで前半後半に分かれており、前半では6月に福岡と大分に参戦した。地元福岡はバックドロップシンデレラとの対バンで、わたしはついにバクシンチャンスを引いたのだ!と喜び勇んだのが記憶に新しい。
対バンツアーは色んな意味や事情が込められていると思う。わたしは自分のことを音楽好きだと思っていないし、聴くものは偏っているし、理論も何にもしらないので語れるものは何もないが、体育くんのステージが観られるというのは単純に嬉しかった。

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2019年10月16日 アシュラシンドローム アルティメットパッションツアー 福岡Queblick

渋谷のワンマンライブと中野新橋の旅を引きずったまま、数日が経過していた。ライブを終えて色んな余韻に浸っていたら、すぐに日数は経過していき、気が付けば一月ほど経っているということはよくある。
ライブとライブの間はある程度開いている方がいい。気軽に行ける身ではないというのもあるが、その時のことをこうして書き記すには時間も必要だし、記憶をアウトプットする前に現実に上書きされてしまうのがもったいない気がしてしまうからだ。

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