さて、どこから書こう。 やっぱり少しさかのぼって書きたいように書いていこうと思う。今回のライブを語るのに2020年の無観客ワンマンライブの話はやっぱりしたいから。 とてつもなく長くなってしまう上に、ライブ本体のことよりもわたしが思ったことばかり…
脱退したメンバーの期間限定復活。名前だけでも憶えて帰ってください状態のバンドでは成立しないこのブッキングに魅力を感じるのは、少しこじらせファンだということは言わずともわかることだろう。 1つのツアーに何度も通うという状況を選択し、レア曲がセ…
※(ご注意)この記事には打首獄門同好会の『新型コロナウイルスが憎いツアー』の内容が大いに含まれます。
新型コロナウイルスの影響によって、『ライブの当たり前』が変わってしまった世界。 2月29日に無観客配信ライブにいち早く取り組んだ打首さんが、周りのバンドが配信ライブをやったり、オンラインフェスが開催されたりと工夫している中、沈黙を破り満を持し…
10万人も観ていたので、いまさら何をとも思うのだが、なんだかすごいものを観たような気がしているので、ちゃんと書いておこうと思った。 2月26日。職場で何気なくスマホを手にしたとき、会長のツイートがあった。 【お知らせをします】皆さんもおおよそ予想…
キラキラと舞う紙片。わたしは首をひねってステージとは反対方向に視線を向けて、その光景を見た。フラッシュバックするのはあの日の景色だ。どうしてこの瞬間まで忘れていたのだろう、鳴り響く音を前にそんなことを思った。 2月までと言っていた47都道府県…
熊本の対バンが発表されたときは、リアルに嬉しかった。岡崎体育くんのことは知っていたけれど、チャンスがなくてステージを観る機会に恵まれていなかったからだ。 打首さんの今回のツアーは47都道府県、全部をまわる大規模なツアーである。春にスタートして…
…きっと忘れないと思った。 涙は心の汗。…ということで涙腺がカッチカチなわたしの目にも涙が溢れた。しかしそれは感情から来るものではなく、目にゴミが入ったことによるハードコンタクトのズレであった。わたしは感情の振れ幅があまり大きくなく、ポジティ…
ステージが終わって外に出て、見上げた夜空にぽっかりと浮かんだ丸い月。わたしはその景色を一生覚えているだろう、そう思った。 日本4大フェスのひとつであるRSR。これまで野外フェスは2つほど経験しているが、これほど大きなものは初めてだった。フェス慣…
8月に入り、日本全国は猛暑であった。誰に言われるでもなくセミは羽化して、いつの間にやら聞きなれた音を響かせる。わたしはといえば、その暑さに文句を言いながらも、あと少しに迫ったRSR2019への旅立ちにそわそわと落ち着かない日々を過ごしていた。初め…
行くぞ大分、と数日前に福岡でライブを楽しんだ余韻を引きずり、仕事をしているようでしていなかったブランクを経て、わたしは1泊2日の荷物を持って最寄駅から電車へ乗った。生れも育ちも九州な人たちは、九州内の移動に対してあまり構えていないという印…
自らを晴れバンドと称する私の大好きなバンドが九州入りしたのは、今年の梅雨入りのニュースとほぼ同じ時期だった。 わたしはライブハウスで観るライブが好きだ。フェスはお手軽で良いのだけど、やっぱり大好きなものをじっくり堪能したい派としてはツアーラ…
これなら午前中は仕事に行ってもよかったかな。ダラダラと午前中を過ごしながらそんな風に考えていた。福岡市内までは普通電車で40分ほど。そこから会場までは地下鉄かバスか。Googlマップの案内は電車が優先されてしまうのか、バスがあまり出てこない。しか…
すべての演目が終わり、エンディングとなった時間。帰り始めた人の列を逆行しながらメイン会場へ戻ると、2日目のラインナップがスクリーンに映し出されている。ーー未来の子どもたちのために、音楽を止めるなーー映像はそんな言葉で締めくくられていた。
鹿児島という端っこの地で比較的大きなフェスが初めて開催される事を知ったのは、会長のツイートであった。出演者発表の第一弾だったので、開催日は10月だというのに随分と早い段階でチケットを押さえた。福岡と鹿児島は同じ九州とはいえ、けっして近いとは…
2018050959(獄)の日に、人は本当に驚いた時に「わーーー!」っていうんだなとわたしは思った。それは夕刻、仕事を終えて近所のドラッグストアでの出来事だった。大澤会長のツイートで驚くべき発表があったのだ。Zepp対バンツアーの発表。ライブの発表は色…
それは、わたしにとって憧れていた景色であったと思う。 思うという表現をするのは、明確に憧れという気持ちを抱いていたわけではないからだ。ただ振り返りそのシルエットを眺めることは好きだった。それはライブハウスの左右の壁際を陣取った時に少しだけ見…
我が家に春が来た。 季節としてのそれも確かにそうだが、そうではない。わたしの春は20℃近くまで上がった気温や、桜の開花ニュースや、青みがかった空が振りかざしてくる光ではない。 ただ、ただひたすらに待ち望んでいた1枚のCDの到着のことなのだ。 前回の…
【音楽文】生活密着型音楽依存症生活 ~陸続きの夢を重ねて~ http://ongakubun.com/archives/4186 武道館前のわたしの想いを【音楽文】という投稿サイト(上のURLからリンクしています)につづったので、実際に行って、体感したその日のことを書きました。…
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