箱日記

ライブに行った感想を細々とつづっています。

2021年11月12日(金)打首獄門同好会 LD&K NIGHT 2021〜憂晴福反応〜


今日はライブだ!とツイートできる日が、きっと少しずつ増えていきますように…。


ライブ開始前までのいろいろ

さて、10月に2年ぶりのアシュラのライブを経て、わたしは再びライブチケットを手に、日々を指折り数えていた。

チケットを手に、と言っても、すでにほとんどのチケットは電子化しており、紙チケットの存在は風前の灯火である。コロナ禍でそれは加速した。チケットはスマホの中だ。その場合、「チケット当選データをスマートフォンのアプリの中に宿し」、というのが正しいのだろうか。「受話器をあげる」といった表現が廃れてしまうように、わたしは電子化されたチケットをどのように表せばいいのかを掴みきれていない。

 

11月12日。金曜日。

平日だ。平日のライブはスタート時間によって参加の有無が決まる。家族で参戦するにあたって、わたしと夫は有給休暇という制度の恩恵にあずかることができるのだが、義務教育中の息子にはそれはない。

こうなればただ一つ、定時ダッシュならぬ放課後ダッシュである。

 

今回のスタート時間は18時45分。まあ悪くない。ただ帰宅ラッシュにぶつかりそうな時間帯である。ギリギリになってしまうかもしれないという不安は的中し、海の上をぐーっとカーブしたその先、都市高速道を降りる頃にはオープンである18時を回っていた。

 

久々のPaypayドーム前は雨が降りそうな曇り空。

家を出る前に見た福岡市内の天気予報は夜から雨。うっかり傘を忘れてしまったけれどまあ何とかなるのではないかと軽い気持ちでZeepの入り口を目指す。

 

ドームの入り口や大きなアミューズメントビルを通り過ぎて、Zeepの入り口まで行く道にもずいぶんと慣れた。

ファイナルが無観客配信となってしまった『獄至十五』ツアーの福岡は2020年の2月半ばだったのだが、その時は迷って迷って、マークイズというショッピングモールの中を行ったり来たりしながらちっとも入り口が見つけられなかったものだ。

今はもう迷うことなくたどり着くことができる。

時刻は18時30分。もうじきスタートというところだが、入場整列などどこにもない。

 

コロナ以降の打首さんのライブでは特にこのライブ開始までの客入れが非常にスムーズに行われており、それは会長のアナウンスの分かりやすさや、ストイックな感染対策に応えようとするお客さんとの二人三脚といったところがあると思う。

 

今回は打首さんの所属事務所であるのイベント『LD&K NIGHT~憂晴福反応』というイベントなのだ。ワンマンではなくスリーマンということで四星球のお客さんと、ヤングオオハラのお客さんもいるだろうから、果たしてそのあたりはいったいどのくらいの足並みがそろうのだろうか。

 



前回までの打首さんワンマンの厳重な条件から、若干の緩和をしており、今回は身分証明の提示をするということは義務付けられていなかった。

前回までは事前に公式にメールを送らなければならずやきもきしたのだが、息子が中学生になり、学生証も手に入れたし、マイナポイントはまだ申請できていないがマイナンバーカードも作成した。そうして証明書類関係に困らなくなったのにお見せする機会がなくなってしまい残念だ。

 

入り口で待ち構えているスタッフにCOCOAの画面を見せて、そしていつまでも慣れないスマチケでの入場。分配システムや入場画面のシステムがちょっと苦手で、ついこれって押しても大丈夫??とか思ってビクビクしてしまう。

ワンタップでチケット無効というのはデザインとしてあまり良いとは言えないので無いと思うのだが、まあ怖い。それはきっともぎりの部分が千切れたら無効と注意書きされた紙チケット時代の無駄な不安なのではないかと思う。



入ってすぐに物販に立ち寄る。Zeep福岡からの販売ということだった『静養中』タオルを購入。そうか、あす香さんのドラムじゃないのかーなんて少しだけ寂しい気持ちもあるが、何よりも体が大事なので、しっかり静養してもらいたいと思っている。

本日のドラムは『the telephones』の松本誠治氏だ。他の人が叩く打首獄門同好会のライブなんてそれはそれで期間限定でレアものではないか。

 

さあ飲むぞ。ビールだビール!と思っていたら、どうやら今回お酒という選択肢が与えられておらず、仕方なくジンジャーエルを選ぶ。ペットボトルを選ぶとご当地毎に色が違うオリジナルホルダーがついてくるのでお得だ。それをもってしても普段はビールを選んでしまうのだけど…。



結果的に今回の客入りは恐ろしいくらい少なかった。当日券があるとアナウンスされていたので、元々この枚数しか売っていないということはないのだろうと推測されるが、二階席はほぼ空席だった。1階席は椅子が出ていて、一席ずつ空いている状況だったので、おそらく300人くらいの入りだったんじゃないかな。フロアがものすごく広く感じた。

だって300人って言ったらさ、東京のライブハウスだと渋谷のチェルシーホテルくらいだよ(調べた)。福岡でいうなら小倉WOW、FUSE、DRUM-Be1くらいじゃないか!

 

福岡以外はどんな感じだったんだろうか。平日の3マンは厳しいのだなと改めて思う。

 

しかし今日の場所は良席である。G列だったので7列目だと思っていたら、なんと1列目がB列だったという不思議な現象が発生しており、想定より1列前だったという喜び。

何よりB席のチケットを持っていた人が歓喜の声を上げたのではないだろうか。最前列と2列目はそりゃあもう天と地ほど違うものだ。(※個人の感想です)

 

G列のど真ん中。センターブロックの真ん中という素晴らしくよく見えるこの場所。息子を真ん中に上手側に夫、下手側にわたしが着座する。子どもがいる親ならばどうしてもそういう配置になるだろう。自然すぎるこの状況が後にものすごい出来事へと発展するなんてその時は思ってもいなかったのである。


ヤングオオハラは本当にヤングなバンドだった

スタートギリギリで席に着いたので、まもなくして始まった。

3マンのトップはもちろん『ヤングオオハラ』だ。名前だけは聞いたことがあるなーくらいのバンドで、前知識なし、予習なしという状況。

『ヤング』とついた場合、本当に若い場合と、使い古したヤング表現の場合があると思うのだが、彼らは前者だった。

沖縄のバンドということで、そうそうLD&Kは沖縄にも拠点があるのだ。先日の名古屋は残念ながら出られなくなってしまった『かりゆし58』。彼らが沖縄だもんね。

 

東京一極集中ではなく地方に住まうバンドマンという生き方だってあっていい。ということで福岡、大阪、沖縄とライブハウスがある。飲食店とライブハウス、経営的に非常にヤバイこの2つの事業が柱となっているのがLD&Kだ。

四星球のヤスオさんがステージで言っていたが、このコロナ禍で10億借金して誰も首にしておらず、さらに雇用を増やそうとしている大谷社長はキ〇ガイだというのはまさに誉め言葉。

 

しかしこの情報を書くために色々ググっていたら、転換中BGMでめちゃくちゃ聴き覚えがあるのに、誰のなんて曲か分からなくて、「ほら、あの昔の曲よ、あの、ほらあの曲」って夫にずっと言っていたけど、曲名もバンド名も出てこず、青春パンクを全く通っていない彼にちっとも伝わらなかったのは『ガガガSP』の「線香花火」という曲だったということが分かってすっきりした。(サビの部分で曲名めっちゃ言ってるのにね)

 

飛び道具みたいに見える2バンドとの対バンだったし、カッコいいを正解とするバンドにはすこーしアウェイだったかな?しかもコロナ禍でのライブは客席もエンジンがかかるのに時間がかかるので、トップバッターはなかなか不利である。

若いバンドマンに幸あれ。

彼らのステージの時に、上手側の2階通路に人影が見えた。確信は持てないがヤスオさんではないかなと思った。

時間配分がどうなっているのかをはっきり記憶していないのだが、ヤングオオハラのステージはちょうど30分だった。

 

四星球のステージ掌握率はすごいという話と客イジりを受けた親子の話

転換中は椅子の恩恵をうけまくる。

セッティングが見られるというのは対バンならではといったところだ。四星球は名前や存在はもちろん知っているが、ステージはというと2018年に鹿児島で行われた野外フェス、SATSUMANIANで一度だけ観たことがあるくらい。

でもそのステージがめちゃくちゃ面白くて、息子も「あのカブの人たちだよね」と言って楽しみにしていた。(ちなみに正確には「桜島大根の人たち」なのである)

 

SEが流れてヤスオさんが一人でステージに現れた。

四星球のステージはとにかくお客さんを自分たちのペースに持っていくのが上手い。19年目だと言っていたけれど、年数じゃないのですよ!準備と段取りがとにかくすごいのだと思う。こういう面白いことを本気でやっている人たちってバンドに限ったことじゃないけれど、とにかく真面目だと思う。面白おかしくステージに立っているけれど、真面目さがにじみ出ているバンドだよなーと観ながら思った。

 

もう出てきてもらいましょう、ね彼らに、みたいな感じで流れ始めた『日本の米は世界一』

え?って思ったし、ステージ袖から走り出てきたフォルムはまさに打首さんだったと思う。わたしは視力が0.02くらいしかないのだけど、裸眼で見たらもう完全にそうだと思ってしまうだろう。

まあ1秒ないくらいの短さで気づくのだけど。そのクオリティーも絶妙だと思うんだ。

 

「運動会しましょう」というこの言葉で、予習ゼロのわたしたち家族は何一つピンときてはいなかった。もしや、といった予感も全くなく、これから巻き込まれる状況に対しての心構えが出来ないままその時はやってきたのだ。

 

四星球のファンの方からすればもう定番の流れなのかもしれないが、簡単に説明すると真ん中から左右に紅組と白組に分かれてステージから言われた通りの演目で競い合うという時間だ。あれよあれよという間に自分たちのペースに巻き込んでいく。これが1曲目なのも彼ららしさなのかもしれない。

 

今回の席はセンターブロックのどセンターだった。前から6列目のどセンターに家族3人。息子を真ん中に下手側が母、上手側が父という3マンセルである。

 

家族が真ん中で割られる、そういう時もある。と、別になんとも思わずだったのだが、これをまあステージの上からイジられた。下手が紅、上手が白という2つのチームに分かれるときに、3は割り切れないのだよ。

でも実は、3人で並んで席をとれたのは久しぶりで。なぜなら打首さんのライブはここのところ1アカウントで2枚しか申し込むことができなかったから。

おかげで1人と2人に分かれて座ることとなっていて、それこそコロナの影響だったと言わざるを得ない。

 

そんなようやく3人の絆を確かめ合った我が家がヤスオさん主導で2つに分けられていく。「やっぱりお母さんの方がいいか。そしたらこっちにし」みたいな感じで。「お母さんの方にってなって頷いた時のお父さんの顔が残念そうやった」とステージから色々言われながら、会場の楽しさが増していくなら良いのだ我が家は。今生の別れのようにハグをして(というかやらざるを得ない状況になっているのだけど笑)そうして客イジりの引き際も抜群のタイミングで、運動会が始まった。

 

その場駆け足(っていうのかな?)とか、スクワットなど、曲を聴くよりも体を動かすのでいっぱいになる。楽しいね。でも全部白組が勝ったことについては小一時間問い詰めたい(わたしと息子は紅組)

 

全体的に曲を聴くというよりも楽しさが勝つ四星球のステージなんだけど、演奏陣たち上手いのだよ。

日本一泣けるコミックバンドというのが四星球のキャッチコピーだけれど、そもそもコミックバンドと呼ばれる人たちの歴史の中で、演奏やステージングがグダグダだったら良さは半減し寒さ際立つ出来栄えになってしまうと思う(個人的意見)

 

ライブをやるとなったときに、音楽以外の部分をものすごく考えて作りこんでくるバンドなんだとは思うのだけど、音楽的にもそこを後押しできるところが良いなあと思った。

段ボールででかでかと「まさゆき」ってなってるの好きすぎる。

 

LD&Kのイベントだったので、LD&Kのことについて色んな想いをステージの上から話していた。今年19周年の四星球がバンドを始めたばかりの頃はちょうどガガガSPがものすごく売れていて、この会社に入りたかったと。でも今日はこのお祭りに参加することができて、もう今日だけはLD&Kに入ったも同然と言っていた。

 

四星球は本当に盛り上げ上手。全国ツアーがワンマンではなく対バンで行うようになった文化とともに育ってきたからか、このあたりのバンドは対バンゲストとしての役割をしっかりこなすように思う。主催をしっかりと立てながら個性あふれるステージを行って、しっかりとその日の全体を楽しめるようにするところ、とても良い。わたしはライブバンドが好きなのだけど、四星球は唯一無二の世界観がある。

最後に各それぞれのバンド名が書いてある段ボール看板から、パーツを取り外して『LD&K大好きヤン』を作り出したところでフィニッシュという素晴らしい終わり方だったと思います。

そうそう、チャゲ&あす香になってたのも面白すぎた。

 


会長のイメチェンと打首さんのステージは最高だねっていう話

さあ、本日のメインイベント!打首さん!!

いやはや、今日はどうやらメンバーの誰かがイメチェンをしているということ。予め会長がツイートをするなんて、絶対会長じゃないかとひそかに思っていたら当たっていた。

 

セッティングの時にいつ出てくるかをドキドキして待っているのだけど、うっかり見間違いとかよくあるんだよね。

あ、…違ったみたいな感じってこっちもあるし、例えば初めてライブに来たって人がいたらローディーの人をメンバーと間違えてしまって…みたいなこともあると思う。

でも、今回は見覚えのあるお衣装を着て、見覚えのないシルエットの人がいたからもうビックリしたよ。二度見どころか三度見したからね。

 

会長の髪が、ばっさり短くなってるじゃないか!!!

イメチェンと予告するからには大幅に見た目が変わっているのだろうと思っていたけれど、まさかあんなに短くするとは!!!!

 

会長のストレートヘアって浜松のやらまいか大使の任命式の時からなんだけど

※参考資料

 

この時は急に情報だけが出て、その後ステージの上での初披露ってのが京都のボロフェスタだったんだ。その時もおおーって思ったような記憶がうっすらある!

 

わたしは武道館少し前からのファンなので、会長といえばくるくるパーマヘアのイメージが強いのだけど、髪型って変わっていくものだもの。

ロン毛も慣れてきて、やっぱりハードロックギタリストはサラサラロングヘアじゃんと思っていたけれど、短髪も良き。ビルドアップに成功しているので以前から全体的にプロレスみがあるのだけど、今回のヘアスタイルもそのプロレスみは引き継がれていたと思う。パーマなの!?それとも天パなの!?急なイメチェンは一体何なの!?

そして周りがざわつくことを予想して、先にツイートしてるのがもう可愛すぎる。



さて、あす香さんの静養中なお姿は初めてで、そしてドラムがサポートの方ということで、これまでのライブとは少し雰囲気が違う。

やっぱりドラムが変わると少し曲の雰囲気も変わるなーと思った。打首さんはとにかくしっかり練習をするバンドだから、3人の息が合ってる。そのあたりが少し物足りなさを感じる部分もありつつ、でも完全なるお休みではなくこういうスタイルを取ってくれているおかげで、ライブ全体はいつもと変わらない良い形で楽しめる。楽しさを軸にどうしたらいいかを考える会長のスタイルが本当に大好きだ。

 

セトリはこちら。いつものごとく記憶にあまり残っておらずなので、Twitterエゴサして参考にさせてもらいました。

 

<セトリ>

新型コロナウイルスが憎い

足の筋肉の衰えヤバイ

筋肉マイフレンド

布団の中から出たくない

猫の惑星

カンガルーはどこに行ったのか

シュフノミチ

歯痛くて

島国DNA

日本の米は世界一

 

en

明日の計画

 



打首さんの前まで後ろには今回のイベントのロゴマークのバックドロップがつるされていたのだけど、出番に合わせていつものように映像を映し出せるように変更された。

いつものSEはバックドロップシンデレラの『池袋のマニア化を防がNIGHT』が流れて、先ほどセッティングの際に一度ステージに出てきてた面々が、今度は演者として現れる。バクシンとの対バンで謎のメタルギタリストとしてステージに立ち、渉さんとツインギターをかき鳴らしていたあのロン毛の人はもういない。

 

というか、いつかこのツインギターを見たいのだよ!!!!

 

 

コロナ禍以降、というか2020年からこっちはずっとZeppFukuokaでしか打首さんを見ていない。少し高いステージに大きなスクリーン。

バンドの成長という個人的な状況を判断するにあたって、周りの環境変化がありすぎて以前とどういう風に比べていいのかがわからなくなる。

だって2019年はDURM Be-1で見たんだよ。バクシンとのツーマンで。広くて遠いのか、ゆったりしつつ近くで見られるのかもうよく分からないよ。感覚迷子。

でも結局最後にスタンディングで見たときはZeppだったけどちゃんとソールドしていた。

 

今日のような椅子席はフロアに余裕がとてもあるのだけど、それにしてもお客さんが少ないように思えた。こんな感じで採算は大丈夫なのだろうかと不安になる。



新型コロナウイルスが憎い】から始まり、みんなが自覚した【足の筋肉の衰えヤバイ】

 

3曲目の【筋肉マイフレンド】では、先ほどの四星球の運動会を引き取って、こちらも紅と白に分かれての対決だ、と。白ばかりが勝ってしまって紅組はさぞ悔しい思いをしているだろう、でもまだスクワット対決があるんだ!みたいな雰囲気であおられながらのスクワット。そしてまたも白が勝つというお約束通りの展開へ。

 

寒くなってきましたね。という季節の言葉が出てくれば【布団の中から出たくない】

コウペンちゃんが可愛い冬バージョン。夏バージョンも良いけれど、やっぱりこの曲が可愛い。せっかくのライブだというのに、つい後ろの映像を見てしまうのだ。

 

どこでMCが入ったんだったかもう覚えてないのだけど、「久々に商売の話をしますよ」って言ってから始まる物販のご案内。わたしこの入りがすごく好きなんだよね。

今回はちょうど毎年恒例の受注生産受付期間だったので、その話をしていた。風乃海くんがコウペンちゃんの白ロンTを着てて、めっちゃかわいい!と思ったけどそれは風くんの持つ生粋の可愛さも上乗せされているのだろう。

着画像を撮影したので後でアップされるから、その撮影モデルを風くんが人一倍頑張ったということで、きっと売り上げに反映されるはずだ、と会長から重めにプレッシャーをかけらられていた。

ライブが終わってからのツイートで、これはZeppFukuoka前のデッキではないか!?というところで撮影したメンバー+風くんの着画ショットがあがっていて、みんなかわいいなあとニコニコしてしまった。同時にこんなことをしていたなんて・・・・だからライブ前は早く現場に来たいんだよ!!!!と、こんなにスムーズに入れるならギリギリに来ればよくない?と言った夫に力説してしまった。

せっかくなので話題にあがった風くんのショットも!

 

 

ちなみにわたしは今回の受注生産はワクチン接種済みTシャツを購入しました。

 

サポートドラムである、the telephonesから松本誠治氏

まぜそば屋さんをされているみたいで、めちゃくちゃそのことを会長が言うから、めっちゃ食べたくなったし、大宮に行ったときは食べたい!

natalie.mu

 

【猫の惑星】はイントロが好き。この曲はほんとカッコいいよねえ。あす香さんの声がしっかり伸びやかで安心した。ドラムプレイがないぶん歌に集中してるのだと思うけど、それを置いても歌声綺麗だよね。打首シスターズのハモりはいつもすごく綺麗だと思うのだけど、声としては個人的にあす香さんの方が好き。もちろんJunkoさんの声も個性的でとても良いと思うけどね!

 

【カンガルーはどこに行ったのか】

この曲間違えずに歌うのすごくね?さすが88を歌う人だけあるわと思う。

カンガルーが出てくるところで、カンガルーをめっちゃ期待して待ってしまうんだよ。後ろで鳴ってるベースがカッコいいのでJunkoさんを見たいと思っているのに、どうしたって考えてる途中に出てくるカンガルーを一緒に見てしまいたくて、スクリーンを見てしまうんだよ。くやしい。

 

【シュフノミチ】

【歯痛くて】

【島国DNA】

わたしこの辺の曲の時に、急にコンタクトにごみが入ってしまって、目が痛くて痛くて、でもステージ見たくて必死に目を開けてたからもう記憶が無さすぎて悲しい。

多分だけど、シュフノミチの時に頑張ってヘドバンしたせいで、何かが目に入ってしまったんだなー。化粧なのか、空気中を漂う何らかの物質なのか知らないのだけど、以前アシュラのライブに行ったときにもあって、これ本当に嫌なんだよね。とはいえ、化粧だったとしてそれをせずにライブに行くというのも自分としては嫌だなって。やっぱりお祭りみたいなもので、楽しみだったりするので、そういうの全部ひっくるめて特別な日なんだもん。

なので、ヘドバンしても落ちないアイメイクについての研究をすることにします。

 

まっぐっろ!まっぐっろ!ってなりながら、コンタクトの痛みに耐えて泣いていたのはわたしです。はたから見たら感極まった人のように見えていたかもしれなくて、ここで!!泣くの???みたいに思われていたかも知れないな。どこだって泣くぜ。

 

それはそれとて、3つのバンドの転換中とか色んなときに客席をぐるりと見渡してみると、少し年配者が多いように感じた。ほとんどは打首さんのお客さんだと思うのだけど(獄Tだったし)きっともしかしたらこれまでのギッチギチのライブハウスには怖くて来られないような人たちも、椅子があるなら、ソーシャルディスタンスが保てる状態なら、って思って来たという人も多いかもしれないなーと思った。

 

以前から打首さんのお客さんには、ライブハウス初めてですという人が結構いて、コロナ以前はフロアの真ん中あたりにもっこもこのアウターを着たままの人が混ざっていたりした。遠目からあれは…暑いのではないだろうか、などと不安に駆られたものである。



「もう少し、あともう少しな気がしている」会長がそう言っていた。

たしかに今すぐ気を緩めることはできないが、もう少しで昔のようなライブが帰ってくるんじゃないか。その気持ちは誰もが持っていることだと思う。

第5波はすさまじかった。医療関係者はずっと大変だったと思うけれど、その大変さを知ってしまったかのように錯覚させるくらいの規模で感染は拡大していた。

しかし今、ようやく少しずつ収まってきているところにある。感染確認者の数はぐっと減り、わが町も、一時期1000人を超えていた福岡市内どころか九州全体で一桁となった。

 

わたしたちのエンターテイメントに希望の光がわずか射し始めている。

 

まだ声を出すことはできない。しかし代わりに大きな声を出してくれるステージと、コール&レスポンスを交わす日は近いのではないだろうか。

 

【日本の米は世界一】

この曲、いつもカッコいいし、いつもテンポが思ったよりもゆっくりなところが、本当に大好きな曲なんだけど、後ろの映像の色んな定食が映るシーンで、お店の名前がチラ見えしてなかった?

箸袋とかに書いてあったような気がしてるんだけど、今までもあったのか最近そうなったのか何なのかわからなくて、少し気になってるんだよ。

一体なんだったのか、見間違いなのか、それともコロナ禍でダメージを受けた飲食店応援なのか(いやそれにしては地味すぎるような気もするのだよ)

とにかく、あれ?って違和感を少しだけ覚えたことをここに記録しておく。



久しぶりの対バンだと時間が短く感じた。打首さんの場合ワンマンだとオープンからまずは動画を見るところで始まるので、とにかく盛りだくさんでやたらめったら長く感じるのだけど、今回は他2つのバンドを楽しむ時間がそれに代わるものとなった。もちろんそこが対バンライブのだいご味でもある。



アンコール、出てきてヤングオオハラの話をしていたと思うのだけど、四星球のステージの時にヤスオさんが「彼らがこれからのLD&Kを背負って立つ」とか「大谷社長の10億の借金を背負ってくれるバンドだ」とか言っていたのを引き取って、会長も「我々が1億くらいは担っていかなければならないかと思っていたけれど、ヤングオオハラのおかげでその必要もなくなった」と言っていた。

なんにせよ、10億は若手イジりの要素もある話ではあるが、1億の部分は以前も言っていて、冗談めいた口調にも聞こえるが普通に本気なのだと思っている。



少しずつ、あともう少しで聴くこの曲はとてもくるね。

【明日の計画】

どこのシーンだったかなー。Junkoさんと風くんが背中合わせになっていたのが本当に可愛くて、ああ、このシーン誰か写真撮ってないの??ってなったんだよなー。あとから見せろもう一度見せろ!ってね。

Junkoさんが風くんの背中を預けながらベースを弾いていてね、あーいいなーって思ったのだよ。

 

もう少しってなって振り戻されて、また大きく状況が動いて、だけど本当にもう少し。まだ全面的に同じようにはできないけれど。

 

このライブから数日後、行動制限の緩和が正式に決定した。感染防止、安全計画を策定すれば収容人数の100%までの入場が認められることになった。

もちろん以前のような、本当の意味でコロナ以前のようなライブはまだ先なのだと思う。それでもようやくここまで来たのだ。わたしたちにできることは日々の感染対策と、楽しさを持ち寄り、ルールに沿ってその1日を過ごすことだと思う。



今回のイベントは会場によって少しずつセトリが違っていたと思うけど、アンコールに関しては『フローネルじゃないんだ!』というのがその場にいた正直な感想。あの空気感大好きなんだもん。

でもなー時間ないよね、たぶん。

 

終わって外に出たら大雨で、もうすぐ22時になりそうだった。

息子が物販でどうしても四星球の法被を買うと言うので行ってみたけれど、さすがにあれは簡単には売ってないやつだよね。それこそ受注生産なのかな?分からないのだけど、仕方なくタオルを購入した。

こうして少しずつ面白バンド界隈を知りながら息子が育っていくのも楽しいなと思う。

 

Zeppの看板で写真を撮ろうと思ったら、すでにMARK ISは閉店していて、残念ながら叶わなかった。

やはり先行物販に間に合うくらいの時間には来たいし、コロナが関係なくなったらもっと早く来てウロウロしたいんだ。そんな風に1日をひっくるめてライブなんだ。



すぐに雨は止んだ。

楽しい時間は終わる。ならば苦しい時間も終わらなければ、割が合わない。明日からはもっともっといい日だ。