まずは3/28までアーカイブが残っているので、読むよりもぜひ映像を観てくださいな。 【購入ページ】 passmarket.yahoo.co.jp ※YahooIDがなくても買えるみたい くわしくは→ https://blog-passmarket.yahoo.co.jp/archives/guest.html 年度末は忙しい。社会人…
決断をするのは大変だ。 新しいことを始めようとするとき、人の体は一つしかなく、時間は平等に24時間であることから、何かを手放してからその道へ進むかの決断を迫られる。 まだできる、まだやれる。そんな余力ある状況で手放していくには、相応の覚悟が必…
わたしが初めてアシュラのライブを観たのは2018年7月14日。神戸のライブハウスだった。(その時の興奮はここを読んでみてくださいな。) それからほぼ2年。え、たった2年なの?と自分でも思う。しかも2020年になってからは一度も実際のライブに行けていない…
新型コロナウイルスの影響をはっきりと認識したのは、打首さんのツアーファイナルが無観客ライブ配信となった2月29日のことだった。気が付けば3か月も経過している。それから様々なバンドが配信ライブを行っているのを知っている。無料から有料、ツイキャス…
渋谷のワンマンライブと中野新橋の旅を引きずったまま、数日が経過していた。ライブを終えて色んな余韻に浸っていたら、すぐに日数は経過していき、気が付けば一月ほど経っているということはよくある。ライブとライブの間はある程度開いている方がいい。気…
あのRSRから1カ月と半分という時間が過ぎた。 ライブの年間本数などが時折話題に上るが、わたしが去年参戦した数はフェスも合わせて12本。均して月に1本のペース。うん、悪くない。決して多い方ではない、と思う。少ないかと聞かれれば、下を見れば多くの人…
…きっと忘れないと思った。 涙は心の汗。…ということで涙腺がカッチカチなわたしの目にも涙が溢れた。しかしそれは感情から来るものではなく、目にゴミが入ったことによるハードコンタクトのズレであった。わたしは感情の振れ幅があまり大きくなく、ポジティ…
ステージが終わって外に出て、見上げた夜空にぽっかりと浮かんだ丸い月。わたしはその景色を一生覚えているだろう、そう思った。 日本4大フェスのひとつであるRSR。これまで野外フェスは2つほど経験しているが、これほど大きなものは初めてだった。フェス慣…
8月に入り、日本全国は猛暑であった。誰に言われるでもなくセミは羽化して、いつの間にやら聞きなれた音を響かせる。わたしはといえば、その暑さに文句を言いながらも、あと少しに迫ったRSR2019への旅立ちにそわそわと落ち着かない日々を過ごしていた。初め…
だから、ライブに行こう。 わたしの家から福岡市内までは電車で40分。新幹線なら20分。しかしライブハウスがある場所までは乗り換えなしではたどり着けず、ドアtoドアだと正味1時間の距離にある。平日ならば時間を惜しんで新幹線で向かうところだが、本日は…
ライブの翌日は胃の中に残るアルコールの面影が、記憶の輪郭を曖昧にする。ただとても矛盾しているが、もし完全に掴んでしまったら、なんだか消えてしまうような気がしているのもまた事実なのだ。取捨選択された時間に感情の濃淡が生まれる。
冬に吐く息は白く、冷えた空気はピリリと固く尖っている。交差点の角に集められた雪は土混じりで、踏みしめるとジャリっと氷の音がした。 小さなライブハウス。すすきのの派手なネオンに背を向けて、あの有名な看板の下を通り抜けてから、路面電車を横切って…
赤い実をつける桜は、桜前線の開花予測よりも少しだけ早い。今年は暖冬で、あの春のウキウキとした空気が冬の切れ端に混ざり合ってしまったように感じる。 12月の終わりに福岡であったフェスに参戦して以降、ライブに行くこともないまま2ヶ月半が経過してい…
すべての演目が終わり、エンディングとなった時間。帰り始めた人の列を逆行しながらメイン会場へ戻ると、2日目のラインナップがスクリーンに映し出されている。ーー未来の子どもたちのために、音楽を止めるなーー映像はそんな言葉で締めくくられていた。
ステージから観る景色をわたしは映像でしか観る機会がないのだろう。ならば映像に残らないライブでは想像する事しか出来ない。 仕事終わりの平日にライブに行く。まずもって『ライブ』といえば、イコール遠征という図式を描かざるを得ないのだから、田舎暮ら…
どこからが『遠征』なのか、という話をしたことがある。遠い近いは置かれた環境や感覚により人それぞれ違うのだろう。わたしは観たい映画を思い浮かべて考えるようにしている。「あ、観たいな」と思った時に気軽に行ける範囲は遠征ではなく、もうちょっと待…
ステージの後ろからこちらに向けて照らされる光。そこに立つ姿がシルエットになる瞬間が好きだ。情報が少なくなればなるほど、届けられるものがシンプルになる。
ーー画面の中の人が目の前にいる。これが最初に思ったことだった。 7月14日。このなんら語呂合わせもない普通の土曜日を、わたしは何日も前から指折り数えて待っていた。 いつだって初めて行くライブは緊張する。わたしは色んなバンドのライブへ足を運ぶタイ…
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